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がん治療ホットライン

LMF研究会

フコイダンでの、がん統合医療は、
NPO統合医療と健康を考える

フコイダンを用いた、
がん治療の研究は「LMF研究会」

Vol.3

大学院に進んでから最初の2年間は「本当にこの選択は間違っていなかったのか」と自問自答の日々でした。自分にとって意義のある研究ができていると思えなくて。特に、臨床に出た友人たちが羨ましくてしかたがなかったんですよ。患者さんを診察した話を耳にするたび、早く歯科医師として働きたい、そんな風に思ったものです。

でも、大学院生活も後半にさしかかってきた頃。ひとつの小さな成功がきっかけで、研究に対するモチベーションがガラっと変わりました。それは、だ液の研究中に抗菌作用の強いたんぱく質を見つけたこと。その瞬間僕は、なんて有意義な、将来性のある研究をしているんだとハッとさせられました。そこから日々の研究にも熱が入って、面白いと思えるようになったんです。ただ、学者の道は考えていません。臨床に出たときに活かせる知識を全て身につけてやる! という気持ちで研究に臨んでいました。

今になって思うのは、だ液の研究を通じて身体の仕組みのごく一部を解明できたからこそ、ますます免疫に興味を持ったということですね。

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